ダイビング

ダイビングライセンス(OWD)を伊豆で取得!!

こんにちは。”るぅ”です。

2017年の11/3~11/5の三連休を利用して、夫婦そろって伊豆でダイビングライセンスを取ってきました。

padiというスクーバダイビングの指導団体の中では最もメジャーな団体の「オープンウォーターダイバー」という資格です。略してOWD。

このライセンスを持っていると、体験ダイビングでは経験できない水深18mまで潜ることができるようになります。

なぜダイビングライセンスを取得しようと思ったか

私たち夫婦は、入籍は済ませておりますが、まだ結婚式を挙げていません。

2017年の12月に宮古島で挙式予定になっています。

せっかくのリゾート婚で宮古島にいくので、ダイビングでもしようと思い、意気揚々とダイビングの現地ツアーのwebサイトを調べ始めたのですが、どこのサイトも「ダイビングのライセンスカードを提出いただきます」という記載があるんです…

体験ダイビングでは、宮古島の有名なスポットには行けないようなんです…

そこで、二人の共通の趣味を作ることもできるし、今後旅行先のアクティビティの選択肢も広がるんじゃないかなということで、急遽11月の三連休に伊豆でライセンス取得を目指すことになりました。

ライセンス取得のためのショップ選び

さて、今回のダイビングライセンス取得ですが、伊豆の川奈ビーチをホームグラウンドとする現地ショップ「テイク・シー​さんにお世話になることに決めました。

理由としては、padiという全世界のダイバー人口の80%が所属している世界で一番メジャーなダイビング指導団体のライセンスが取得できることです。

一口にダイビングライセンスといっても、様々なレベルがあるのですが、オープンウォーターと呼ばれる18mまで潜れるようになるライセンスを発行しているダイビング指導団体は複数あります

ライセンスを取った場所で潜るぶんにはどこの指導団体のライセンスでもいいのですが、海外や他の地域でダイビングしようとした時に、マイナーな団体のライセンスだと、正式なライセンスと認めて貰えないことがあるらしいのです。

padiは世界で一番メジャーな団体なので、どこの国でも正式なライセンスと認めてもらえるはずです!

いろいろなショップを調べたのですが、padiのライセンスを発行しているショップの講習費は、それ以外の団体のライセンス講習費に比べて、値段が高い傾向にありました。

相場よりすごく安い価格のショップは、padiのライセンスであることを明記していないパターンが多々見受けられました。

値段だけを見て、安いからといって飛びつかないようにしましょう。

現地ショップ「テイク・シー​」さんは、padiのライセンスを取得できるうえ、三日間のオーンウォーターダイバー取得コースが¥37,000+税と、リーズナブルなこともあり、今回ここでライセンスを取得しようと決めました。

費用の中には、教材費・器材レンタル代・海洋実習費・申請料の全費用などすべての費用がコミコミで、そのほかに上乗せされる費用はありませんでした。

食事代や宿泊費はもちろん別ですが、安くてボリュームのあるランチ弁当を出前でとってくれるし、¥5000で2泊民宿を手配してくれます。

事前課題と講習スケジュール

スケジュールですが、初日に軽い学科と1本目のダイビング。

2日目に、2本のダイビングと学科テスト。

最終日にダイビング1本とライセンス申請書作成いう流れでした。

学科に関しては、事前にテキストとDVDが自宅に送付され、DVDを見たあと、テキストの確認問題を解いておくという課題がありました。

初日の学科は、事前に学習した内容の重要な部分をさらっと復習する感じです。

2日目に学科テストがあるのですが、7割以上の正答率がないとライセンスが取れません!笑

私たちは事前にDVDだけ見ましたが、テキストは全く読んでおらず、行きの電車の中でテキストの確認問題を解いているような状態でしたが余裕でした。

ちゃんと知識を身につけるために、事前にしっかり勉強するのが1番ですが、テストを通過するだけなら、誰でも余裕だと思いますので、気負わずに大丈夫です。

ダイビング実習で必要な機材の操作方法や、基本的なダイビングスキルは、丁寧に教えてくれるので問題ありませんでした。

いよいよダイビング実習について

さてさて、ダイビング実習の話をさせていただきます。

結論から言うと、インストラクターさんのいうことをしっかりと聞いて、落ち着いて説明された動作をトレースすれば何も難しいことはありませんでした。

ちゃんと言われた通りにすれば、何も怖いことはありませんし、運動神経とか無くても大丈夫だと思います。

インストラクターさんは、どんな質問にも丁寧に説明してくれましたし、なにかのスキルに手間取ったりしても急かすことなく教えてくれるので安心できました。

ただね、今回オープンウォーター取得を一緒に目指すメンバーが6人いたのですが、そのうち1人は脱落していました。

脱落するパターンについて

インストラクターさんに聞いた話では、脱落するパターンの1つが、「耳抜きできない」です。

水中に潜ると気圧が変化して耳が痛くなる現象がおきるのですが、「耳抜き」というスキルを行うことで、解消できます。

自分にとって1番の難関は「耳抜き」だろうと、やる前から怯えておりました。

飛行機に乗った時などに、着陸後になかなか耳が元に戻らなくて、不快な思いをすることがあったので、海の中で「耳抜き」なんてできるわけないと思ってました。

結果的にはちゃんと耳抜きできて、無事ライセンス取得できました。

他のメンバーより「耳抜き」に時間をかけてしまうこともありましたが、インストラクターさんはちゃんと待ってくれるので、落ち着いて何回かトライすれば大丈夫でした。

ちなみに妻の”ぽりん”は鼻をつままなくても「耳抜き」がスパスパできるようで羨ましいです。

ただ、体質によって「耳抜き」がどうしてもうまくいかない人や、体調が悪くて鼻がつまっていたりすると、うまくできないパターンがあるようす。

体質的にどうしても「耳抜き」できない人は一定数いるようなので、そういう人は残念ながら諦めるしかなさそうです。

 

もう1つ脱落するパターンは「パニックを起こす人」です。

今回脱落したメンバーもこのパターンだったようです。

講習では、ダイビング中に起こりうる非常事態に対応できるようにするために、様々なスキルを学ぶのですが、その中に「マスクに侵入した水を抜く方法」や「水中でマスクの着脱を行う」などがあります。

脱落した子は、この実習を行なった時にパニックを起こし、勝手に水面に浮上しようとしたみたいです。

スキル自体はぜんぜん難しいものでは無く、落ち着いて教わったことをやれば、まったく問題はないのですが、水に対して異常に恐怖感があったりするとダメなんでしょうね…

たとえマスク着脱の際に、誤ってマスクを落としてしまったとしても、とりあえずレギュレーター(水中で空気を据える機材)で呼吸さえしていれば死ぬことはないですし、インストラクターさんが絶対に対処してくれるのですが、パニックを起こしてしまう人は、恐怖のあまり急浮上しようとしたり、レギュレーターを口から外してしまうなどの突発的な行動をしてしまうそうです。

ダイビング実習とはいえ、いろいろな水中生物を見れます!!

脱落するパターンなどと、暗い話を長ったらしく書いてしましましたが、ダイビング実習は本当に楽しいものでした。

必要なスキルはみっちり教えてくれますが、様々な水中生物をちゃんと楽しむことができます。

伊豆の海がこんな綺麗で、魚がいっぱいいるなんて正直想像もしていませんでした。

私は体験ダイビングすらしたことがなかったので、水の中で呼吸できることや、宇宙のようにフワフワとうけること、魚が本当に近くを泳いでくれることなどに感動しっぱなしでした。

もし、この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこの感動をご自身で体験してほしいです。

インストラクターのTさんとJさん。本当にありがとうございました!!

ご飯屋さんも、とても美味しく充実した週末でした。

あまりに楽しすぎて、さらに深いところに潜れるライセンスをとりに、次週も伊豆に行っちゃう話は次回にします!笑