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【レディース】一生使える機械式時計の選び方・購入レポ【ROLEX買いました】

ぽりんです。

人生色々お疲れ様&色々頑張ろうの意を込めて、機械式時計を買ってしまいました!!!!!ロレックスのデイトジャスト!!!(いえ〜〜〜い)

デイトジャスト31mm

実は、購入に至るまでどの時計にしようか半年以上悩み続けました。

今回は①女性が機械式時計を持つ意義②レディース機械式時計の選び方③最後の最後まで悩んだ最終候補時計 などについてお話していきたいと思います。

女性が機械式時計を持つ意義

電波時計やスマートウォッチなど、技術の発達に伴い時計もどんどんと便利になっていくこの現代において、機械式時計を持つ意義とは一体なんなのか…

実用面での意義ははっきり言ってありません。(笑)どう考えたって電波で時間をピッタリあわせてくれたり、ソーラー充電してくれた方が便利です。

機械式時計を持つ意義、それは結局ロマンであり、ステータスであり、モチベーションといった人の心に由来するものなんだと思います。なので、「機械式時計?は?意味なくね?」と思う人にとっては、おっしゃるとおり全く意味のないものです。

私が機械式時計に感じる意義は以下の通りです。

モチベーションアップ

高級腕時計を腕につけていると身が引き締まような感覚があります。この時計に見合う働きをしよう、と仕事や勉強へのモチベーションがあがります。少し気分が落ちた時も、左腕をみると「ハッ!!!がんばらなきゃ!!!」と背筋がピンと伸びたりします。

特別感がある

機械式時計には、時計の針を動かすための歯車やゼンマイなどが内臓されているため、クォーツ時計(電池式)に比べてサイズが大きくなってしまいます。女性向けの小さい時計を作るのには高度な技術が必要なのです。

そのため、女性向けの機械式時計を出している(最近増えてはきていますが)一部の限られたメーカーとなり、まだまだ機械式時計を持っている女性は少ないと言えます。

そんな状況下で、機械式時計を着用することに特別感や喜びを感じることができます。

一生使える人生のパートナーになる

機械式時計は、歯車やゼンマイなどの細かいパーツの集合体で作られていますので、不具合があったときにはそれらを全て分解してパーツを洗浄したり、壊れたパーツがあれば交換することもできます。(オーバーホールといいます)

このように定期的なメンテナンスを行っていくことで、数十年、百年、と一生使っていける人生のパートナーになってくれます。

資産価値が高い

機械式時計は資産価値が高く、使った時計を売却に出すときもそこそこ高値で売ることができます。ここ数十年で機械式時計の資産価値はどんどん上がっており、時計やブランドによっては買った値段よりも高値で売れるなんてこともあったりします。

レディース機械式時計の選び方

さて、レディースの機械式時計の選び方についてお話していきます。レディース機械式時計は種類が少ないとは言えども、近年は様々なブランドから続々とでてきていますので、闇雲に探していくと永遠に決まりません(経験者)

そこで、以下のアプローチで決めていくと良いと思います。

予算を決める

まずは予算を決めましょう。個人的にオススメな予算設定の方法は、「一括払いで購入しても平気な価格を設定する」ことです。

分割払いという選択肢もありますが、個人的にはお勧めしません。分割払いしないと買えない、あるいは全財産をはたいて買うような価格のものは、あなたに見合っていないからです。ただの見栄っ張りになってしまいます。

お金はないのに無理してベンツに乗っている人をかっこいいと思いますか?ただの見栄っ張りにしかみえません(毒舌)

この先の人生で住宅購入でローンを組む可能性だってあります。時計のローン支払いで家計を圧迫することがないように、一括で購入すべきだと私は思います。

少し話が脱線しましたが、そんなこんなで私は予算80~130万円程度に設定しました。

オーデマピゲやブレゲなどのブランドは予算オーバーのため脱落ということになりました(;_;)悲しいけどしょうがない。

用途を決める

次に、用途を考えていきます。日常使いしたいか、特別な日につけたいか、の2択です。

私は外に出る日は毎日つけたい!!!という日常使い派ですし、子育てをしているので、防水性が高く、頑丈な時計を選ぶことにしました。

機械式時計の中には、防水性の高くない繊細なものも多くありますが、そういった時計たちは日常使いには向いていません。

反対に、パーティーや結婚式などの特別な日につけたいということであれば、多少繊細な機械式時計を選ばれてもよいかもしれません。こちらの方が女性的で繊細な美しい時計が多いです。

使用期間を決める

使用期間は、数年〜10年以内なのか、一生使うのか、の2択で考えてみてください。

機械式時計は定期的なメンテナンスを続けることで、機能としては一生使えるアイテムですが、デザインはまた別の話です。

数十年後に「このデザインは古くさくてもう着けられない・・」となってしまう可能性もなきにしもあらず。

そこで、一生使いたい!と思っている方は、普遍的なデザインの時計を選ぶことを強くお勧めします。そのブランドのアイコニックな時計を選べば間違いないでしょう。例えば、オーデマピゲであればロイヤルオーク、ジャガールクルトであればレベルソ、などです。

反対に、「5年後には別の時計に買い替えてもいいよ!」くらいのテンションの方は、少し尖ったデザインや、新しいデザインのものを取り入れるのも面白いでしょう。

私が最後の最後まで悩んだ最終候補の時計たち

買う直前まで三越の時計売り場でうーんうーんと悩み続けていた、最終候補の時計たちをご紹介します。

ジャガールクルト レベルソ(110万円)

最終候補その1は、ジャガールクルトのレベルソ・クラシック・スモール・デュエットです。

この時計の魅力は何といっても、文字盤を裏返しにできること!!!!一つの時計で2つの雰囲気を感じられる唯一無二の時計なのです。

表面は白文字盤に青い針でシーンを選ばないスタンダードなデザイン、裏面は黒文字盤にダイヤをあしらったすこしラグジュアリーなデザイン。

すごない!?!??!?!!?

1930年代に、イギリスの将校がポロという競技の試合中に、衝撃に耐えられる時計を作って欲しい、というオーダーに応じて作ったのが、この裏っ返せる時計(レベルソ)の始まりです。当初は裏には文字盤がなく、裏っ返すと文字盤を内側に格納できるようになっていたのです。(今も裏面文字盤のないタイプも売られています)

そんな歴史的な背景にも惹かれるものがあります。安っぽい「リバーシブルデザイン」とは訳が違うんですよ!!!!(失礼)

また、ジャガールクルトは、一般的にロレックスよりも格の高いブランドと言われています。ロレックスは実用時計であるのにたいし、ジャガールクルトは工藝品と言われています。そういったステータスという意味でも、とても惹かれていました。

ジャガールクルト ランデヴー(121万円)

はい、出ました、再びジャガールクルト!お次はランデヴー・ナイトアンドデイというモデルです。

この時計の良いところは、完全にデザインです。デザイン全振り!!!!

初めてみたとき、あまりの可愛さに胸がドキドキしました。放射状に掘られた文字盤、太陽と月のデザイン、上品にあしらわれた12個の小さなダイヤ、機械式時計なのにとても薄く、つけたときの腕馴染みもばっちり。

さらに追い討ちをかけてくるのが裏面。透けてるんです!!!機械式時計の中身が!!!見えちゃうんです!!!クルクルと回る歯車が見えちゃうんです!!!!きょええええーーー(気絶)

今でもこの時計に少し未練があるくらい、惚れに惚れていました。

ロレックス デイトジャストを選んだ理由

上記の通り、ジャガールクルト2種類とロレックスデイトジャストが最終候補たちでした。どの子が勝ってもおかしくないくらい全部魅力的で選べなくて、時計売り場で「ふぁーーーーーー」と発狂してしまうほどでした(笑)

それでも最終的にロレックスを選んだのは実用性・維持費・資産価値において優れているからです。

実用性について

ロレックスは実用時計の最高峰と言われており、防水性が高く、多少の衝撃にはびくともしない頑丈さがあります。

ジャガールクルトも丈夫に作られているとは思いますが、防水レベルが低く、洗い物するときは外さなくてはいけなかったり、豪雨には耐えられなかったりと、日常使いするには少し心配でした。また、子育てをしているので、子供が(基本的に触らせるつもりはありませんが)触ってしまったとき衝撃などに耐えられるのかという点も懸念でした。

維持費(オーバーホール)について

維持費(オーバーホール)については、ジャガールクルトは3~4年ごとに77,000円かかるのに対し、ロレックスは10年ごとに5万円程度と、倍以上も維持費に差が出てきます。たかが数万、されど数万。ということで、ロレックスに郡杯があがる一つの大きな決め手となりました。

資産価値について

機械式時計は資産価値が高い、下がりにくい、と申し上げましたが、あらゆる時計ブランドの中でもロレックスは特に資産価値が下がりにくいと言われています。

実際に、ジャガールクルトは正規店以外(並行輸入店)で購入すると、正規価格よりも数十万円安く購入することができます。先ほど紹介したランデヴーの定価は121万円でしたが、並行輸入店ではなんと90万円ほどで購入できてしまうのです!

安く買えるんだったらいいじゃん!という考え方もできるのですが、資産価値という観点で見ると「そんなに下がっちゃうんだ・・」という気持ちになってしまいます。

一方でロレックスは並行輸入店でもほぼ同じ値段、またはモデルによっては正規価格よりも数十万円高い価格で売られていたりします。

ロレックスはいやらしいブランドじゃない

ロレックスというと「いかにも!!」「いやらしい!!!」「成金っぽい!」というあまり良くないイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実態はまったくそんなことありません。

上記で述べたように、実用性が高く、メンテナンスコストも比較的リーズナブル、それでいて資産価値が高い、というめちゃくちゃ現実的な時計なのです。

お金持ちじゃないからこそ、機械式時計を買うならロレックスなのです。

さいごに

いかがだったでしょうか。買いたい時計のイメージはつきましたでしょうか。

皆さんにとって一生のパートナーとなる時計がみつかりますように。