暮らし

ラグカーペットをお風呂で洗ったら地獄だった話

ぽりんです。

我が家のラグカーペットちゃんが導入されて2年たったので、お風呂で丸洗いしてみました。

結果から申し上げると、地獄でした。

ネットで調べると「ラグカーペットはお風呂で洗える!!!」という記事がいくつもあり、手順もきっちり乗っていたので軽い気持ちでやってみたのです。

お風呂にお湯をはり、中性洗剤と柔軟剤少しを混ぜます。

そこにカーペットをどぼーーーーんと投入。つけ置きすること1時間・・・

うっひょーーーー!!!!!汚れ浮き出てるぅううう!!!!(大興奮)

汚れで濁るお湯

汚れで濁るお湯、水面に浮かぶ小さなゴミたち。掃除機やコロコロでは取りきれない汚れたちを見て、ここ数ヶ月で1番の快感を覚えていました。

足で踏み、さらに汚れを浮き立たせ、お湯を入れ替え再度足で踏み踏みして綺麗にすすいでゆきます。

少し疲れるけど、そんなことどうでもいいくらい清々しい気持ちで満ち溢れていました。

今思えば、この頃が幸せの絶頂でした。ここから私の幸せは一気に崩れ落ちるのです。

足で踏み踏みして脱水したラグカーペットちゃんを干そうと思ったら、、、

重すぎて動かせない^^^^^^^^^^

水分を含みに含んだラグちゃんは、推定80kg(知らんけど)。私一人じゃどうあがいても持ち上がらないわけですよ。

全身の力を振り絞り、とりあえずお風呂の淵にかけます。

ぽりんの悲痛な叫び(Instagramストーリーより)

改めてネットで調べてみると、同じような被害者がたくさんいることが分かりました。

解決策は「ひたすら絞る」でした。

もうね、地獄ですよ。絞っても絞っても全然軽くならない。この子が持ち上げられる軽さになる未来が全く見えません。

だんだん握力がなくなり、絞る力もでなくなってきました。

「敗北」の2文字が頭をよぎりました。

しかし同時に気付いてしまったのです。敗北を認めたところでどうにもならないことを。

ここまで来てしまったら捨てることもできないわけですよ。捨てるためにはいずれにせよこいつを移動させなければいけないのですよ。そしてこいつをどかさなければ家族はお風呂にも入れないわけですよ。

JIGOKU

何度もくじけそうになりながら、なけなしの力で搾り続けること1時間超。

たっっぷたっぷに水を含んでいたラグちゃんでしたが、”タプっ”くらいの水分量になってきました。

「賭けてみるか・・・」

このまま搾り続けていれば日が暮れてしまう。持ち上がるかはわからないけど、私は今年1番の賭けにでました。

タプっと水を含んだラグをベランダまで移動させると、道中が水浸しになってしまうので、バスマットくんに乗せて移動することにしました。

無事ベランダに到着したラグちゃんを、最後の力を振り絞ってかけていきます。

あれだけ絞ったのにまだ重い。「あ、これ無理かも。」とも思いましたが、再び搾り作業に戻るのはもう御免。握力がもう残ってません。

歯を食いしばり、呻き声を上げながら(近隣住民の皆さんごめんなさい)、

なんとか干すことができましたっっっっ!!!!!!!!!!!!!

勝利です。

いや、正確にはまだ乾いていないので勝ちが決まったわけではありませんが、既にとんでもない達成感と満足感に満ち溢れています。

ソファーに座ってお茶を飲みながら、干されたラグちゃんを眺めます。

気分が良い。

狩ったトラの毛皮を飾る人の気持ちが分かったような気がします。手強かった。でもそれに打ち勝った優越感を感じさせてくれますね。

てなわけで。(?)

無事ラグちゃんを洗うことができたわけですが、もう2度と洗いません

業者に頼めば1万円弱で洗浄してもらえますし、コインランドリーなら洗濯から乾燥まで2千円でできちゃうようです。

そもそもうちのラグちゃん、Yahoo!ショッピングで購入した1万円ちょっとの激安ラグなのよ。

2年周期くらいで買い換えれば良くない?

はい。いい教訓がえられましたね。

皆さんも軽率にラグマットを自分で洗わないこと!

現場からは以上です〜

(P.S.)

夫に勝利の報告をしたところ・・

「シワないように 干したほうがいいよお」

う!!!!!る!!!!!!せ!!!!!!え!!!!!!!