受験

簿記論全統上位1%の解き方を公開します

簿記論は解き方を定着させ、効率的に解答することが合格に必須となります。

なぜならば、2時間という制限時間にも関わらず、2時間では絶対に解ききれないボリュームが出題されるためです。

 

そこで今回は、大原の全統で上位1%をとった私の解き方を公開します。(2021年受験のため合否は不明です。2020年9月に簿記知識ほぼ0の状態から学習スタート)

なお、解き方は人によって様々ですので、他の方のブログ等も参考にされてご自身に合った方法を模索してみてください。

簿記論の解き方

2時間の模試の中での時間配分は以下の通りです。

第1問25分

第2問25分

第3問50分

残りの20分間で後回しにした問題を解く

 

簿記論では、持っている知識では解けない問題も出題されるため、みたことのない問題は解こうとしないで飛ばすが鉄則です。

また、明らかに時間のかかる問題は一旦後回しにして、すぐに解ける問題から解き、最後に時間が余ったらその問題に戻って解く、という立ち回りが大事となります。

※大原でいう確認テストまでは習った論点のみを出題してくるため上記テクニックは不要です。

総合問題の解き方とメモ書き

総合問題の解き方

第3問の総合問題では50点配点されるうえ、第1,2問と比べて出題形式がブレないため、自分流の解き方・メモ書きを定着させることが大切となります。

私の解き方は以下の通りです。

①解答上の留意事項を読む

第3問の冒頭に記載される留意事項を読みます。

ここでは、

・後TB作成なのか、PLBS作成なのか

・会計期間 (2020年4月1日〜2021年3月31日)

・端数処理 (四捨五入?切り捨て?)

・法定実効税率

など、解答のベースとなる情報が与えられますので、必ず確認してください。この前提を間違えると、アプローチが合っていても×となってしまいます。私は法定実効税率を40%と思い込む癖があったので、別途配布されるメモ用紙に大きくメモするようにしていました。

②解答要求箇所を確認する

次に、解答要求箇所を確認します。総合問題では全ての勘定科目の解答が要求されるわけではありません。問題用紙の最終ページの後TBを見て、なんの科目を答える必要があるのか、を一通り確認します。

(右ページ 解答要求があるのか、空欄なのかを確認)

解答要求のない科目については前TBに×印をつけておきます。

(左ページ 勘定科目の右側に×印をつけています)

なお、特にPL科目は前TBに科目が載っていないものもありますので、メモしておくのもよいですし、私は「減価償却費と受取利息と有価証券利息は要らない!!!」と頭に叩き込んでいました。

③一通り素読みする

問題を一通り素読みしていきます。ここでの着眼ポイントは

・消費税の処理箇所

・為替レート

・その他重要なものがあるかどうか

を抑えることです。

消費税については、処理が多い場合又は明らかに処理できない問題に消費税が絡む場合は捨て、そうでない場合には取り項目となるため、素読み時点で取り・捨ての判断ができるとその後無駄な処理をしなくて済みます。

消費税のある箇所に(S)(消費税のS)とメモ書きをしておくと、後から集計する際に抜け漏れなくできます。ひとつ色を決めておいてマーカーを引くのも良いと思います!

為替レートについては複数に使用する場合でも、1箇所にしか記載されていないことがあるため、素読み時点で見つけてメモしておくことが必要となります。

④後半(固定資産以降)から解く

総合問題はざっくり前半と後半に分けることができます。

前半は現金預金、債券債務等、

後半は固定資産、有価証券、社債、賞与引当金等です。

このうち、後半の部分から手をつけていきます。前半に比べて比較的簡単に解答できる箇所が多いためです。

ただし、固定資産有価証券はたまに難しい問題も出題されますので、その場合は取れそうな科目だけ解答して、できなさそうなものは飛ばす勇気が必要です。

⑤前半の取れそうなところのみを解く

前半の現金預金、債券債務、商品売買については、完答はほぼ無理だと思った方が良いです。

解答できたとしても、すごくすごく時間がかかるようであれば、その問題は飛ばして他の箇所の解答やすでに回答した箇所の見直しに時間を当てた方が良いと思います。

そのため、取れそうな項目を見極めて、部分点を狙いに行くスタンスが大切です。

見極めについては慣れもあるので、毎回の答練で「取りやすそうな項目」を判断する目を養う練習が必要となります。

 

比較的回答しやすい箇所として、現金預金、受取手形、支払手形、棚減、商品評価損あたりが挙げられますが、当然問題によって異なりますので、その場その場での判断が必要となります。

⑥抜け漏れがないか確認する

解答の都度、後TBにチェックをつけていき、チェックのつけていない科目に○をつけます。

解答の漏れがないかを確認するとともに、このなかで解答しやすそうなものはないかを確認します。

メモ書き・集計

集計については、前TBの横で集計していました。

ただし、明らかに集計が多くなる科目については、前TBの下の余白にメモ書きするようにしていました。

科目としては、売掛金、人件費、営業費等です。(上記ではそこまで数値が多くなかったので、全て前TBに記載しています)

 

また、減価償却費については表の右側で集計していました。

勘定科目の略し方

勘定科目は全部書いていては時間が到底足りませんので略しましょう!

略し方はなんでもいいんですけど、集計の際間違えないように、定着させることが大事です。

私の略し方は以下の通りです。ご参考までに。

現金=C (キャッシュのC)

当座預金=当

受取手形=U手

売掛金=Ux

支払手形=S手

買掛金=Kx

未払費用=未ヒ

未払金=未BK

前払費用=前ヒ

前払金=前BK

繰越商品=Q(繰越のQ)

為替予約=予

建物=た

車両=車

ソフトウェア=ソ

破産更生債券=は

仕入=仕

減価償却費=dep

減価償却累計額=Σ

消費税=(S)

売上=↑(うりアゲ〜↑↑↑的な)

資本金=S

繰越利益剰余金=QJ

その他有価証券評価差額金=(さ)

繰延税金資産=し

繰延税金負債=ふ

 

以上、簿記論の解き方でした!