こんちゃわ。るぅです。
アクアリウム記事の第2回目なのなのですが、いきなりコアな内容から入ります!笑
本日はアクアリム用のインラインヒーター(ビルトインヒーター)の作成方法を解説します。
「作るとか だりぃよ」って人のために、下記で私が作った完成品も販売していますのでよろしければどうぞ。
1.道具を揃える
工具類とパーツ
まずは必要な工具類を紹介します。
あれば便利なものもあるけど、マストなものだけ紹介します。
まず絶対に必要になってくるのが電動ドリル。
薄いプラスチックに穴を開けるだけなので、安いもので大丈夫だと思います。
私は家にIKEAで家具を組み立てる時に買ったドリルを使いました。
左上から、紙やすり、21mm穴あけドリル、ニッパー、スナップキャップ、防水型キャプコンOAW1608、モンキーレンチ、ドライバーになります。
外部フィルター エーハイム500
そして外部フィルター。
今回は外部フィルター内部にヒーターを埋め込みます。
オススメはエーハイム500です。
安くて加工も問題なく出来ることを確認できていますので…
ヒーター
使うヒーターは何でも良いのですが、長さが短いものが良いと思います。
フィルターないに収まらないと困るので…
あとプラスチックカバーで覆われている製品の方が安全だとおもいます。
私はサーモスタット接続用のヒーターを使っています。
何個も試したわけではありませんが、GEXがだしているヒーターは全長が短いのでオススメです。
- サーモスタッドに接続して使用する方へのオススメは下記です。
- 温度26度固定型を使用したい方へのオススメは下記です。
2.外部フィルターに穴を開ける
フィルターのカバーを外す
写真のようにフィルター上部の隙間にマイナスドライバーを突っ込むなどして、カバーを外します。
爪が引っかかっているので、浮かせるようにドライバーを差し込みましょう。
カバーを外すと、上記のようにモーター部分があらわになります。
21mmの穴を開ける
ドリルを使って直径21mmの穴をあけます!!
その穴に防水キャプコンを取り付けるので、周囲が干渉しないように広めの場所に開けましょう。
掘り進めていきます。
あまり強い圧力をかけずに、少しづつ削り取っていくイメージで、じっくりいきましょう。
こんな感じで穴が空きました!!
削りカスを水などで流しちゃいましょう。
紙やすりなどでバリをとる
適当な荒さの紙やすりなどで、切り口を滑らかにしてあげましょう。
そこまで気を使わなくてもいいかもしれないけど、水漏れの原因になっても嫌なので…
ま、こんな感じでいいんじゃないでしょうか!笑
若干壁際に近いので、もうちょい左下に開けてあげた方が安全ですね。
3.防水キャプコンを取り付ける
防水キャプコンを穴にはめる
こいつが防水キャプコンというパーツです。
通すコードの太さによって種類が異なり、この子は21mmの穴を開けてあげる必要があります。
メーカーのページに記載されている使い方は上記の通り。
まぁ実際手に取れば、すぐわかります。
上記の向きでキャプコンを取り付けてあげてください。
まずは手で締めてあげて仮止め。
裏側からレンチで締め上げる
手で回しただけだと水漏れを起こす可能性があがるので、反対側から、レンチを使ってきっちり締め上げてください。
4.ヒーターをキャプコンに通す
ヒーターのコードをぶった切る
要したヒーターを思い切ってニッパーで切断してください!!
怖いですが多分大丈夫です!!
キャプコンにヒーターコードを通す。
上記の向きでヒーターコードをキャプコンに通してください。
コンセントの部分がなくなったので通るはずです!笑
皮膜を剥く
先っぽの皮膜を、ニッパーやハサミを使って剥いてあげてください。
さらに内側の皮膜も向いてあげてください。
スナップキャップを取り付ける
スナップキャップの蓋をドライバーで開け、さらに中のネジも緩めます。
中のネジに電線を巻きつけるようにし、ネジをしめて押さえつけます。
ここまできたら、蓋も取り付けてネジを締めましょう。
防水キャプコンの頭をレンチで締める
防水キャプコンの頭部分をレンチで締め上げます。
これを締めることで、コードを通しているキャプコンの穴を縮めて水漏れしないようになります。
こんな感じになっていますでしょうか?笑
5.カバーをとりつける
電源コードの穴を広げてから、カバーを閉じる
外部フィルターの電源コードが上記のようにカバーの外に出ていますが…
上記のような感じで、ニッパーでむしって穴を広げてあげて…
カバーを閉じちゃいましょう。
ヒーターの電源ケーブルもさっき、広げた穴から出すようにすれば、こんな感じに綺麗になります。
6.ろ材を入れる
私の場合は、「給水パイプ→メインフィルター→エーハイム500 (本製品)→排水パイプ」 といった感じにメインフィルターと直列接続させて使用しております。
このインラインヒーターの良いところは、外部フィルター(エーハイム500)をつかているので、ろ材を投入できることです。
生物濾過専用フィルターにして、濾過能力向上を図っています。
あとは、通常の外部フィルターと同様に配線とホースを繋げてあげて完成です。