FJクルーザー

【FJクルーザー】自作ラゲッジ棚の作り方【積載増強】

FJクルーザーの積載を増強する

とってもとっても可愛いFJ君。

めちゃくちゃデカいと思われがちですが、実は結構胴体が短く、ラゲッジ(トランク)の容量が少なめだったりします。

ベビーカーなんて載せちゃうと、それだけでいっぱいいっぱいだったり…

まぁ記事を見てくれてる人はオーナーさんだろうから、前置きはこれくらいにして、FJクルーザーのラゲッジ収納を拡張する棚の作り方を紹介します。

今回製作した棚がこちら。

普段使わないものを下に収納することで、スペースを有効的に活用できます。

私はタイヤチェーン・傘・ルーフバッグなどなどを置いてますよ!

タイヤハウスと天板の高さを揃えると同時に、横幅もぴったりの専用設計です。

キャンプシーンで棚として活用するために真ん中で2分割されるような構造になっています。

特殊な工具を一切使用することなく作成することが可能です。

ちなみに製作費は、¥15,000でした。(カット加工費等もろもろ含む)

イレクターパイプで作るお手軽DIY

画像は公式ページから拝借。

今回使用するのは、『イレクターパイプ』といわれる商品です!

イレクターはスチールパイプにプラスチックをコーティングしたDIY素材です。

好きな長さに切ったパイプ同士を、多種多様なジョイントでつなげるだけで、机・椅子・棚を始めとする様々なものを作ることができます!!

詳しくは、下記の公式ページにGO!

https://www.diy-life.net/erector_diy/

必要な物リスト

まずはホームセンターにGO!

必要な材料はホームセンターで全て揃います!!

とりあえず下記に記載したものを脳死して買ってくればOK。

買い物がクリアできれば、8割完成したも同然!!笑

イレクターパイプ

  • Φ28 996mm x 4本
  • Φ28 278mm x 8本
  • Φ28 126mm x 8本 

上記の長さのイレクターパイプを用意する必要があります。

ホームセンターでは、600mm、1200mm、2500mmといった長さのパイプがあり、任意の長さにカットする必要があります。

パイプカッターを購入して自分で切るか、ホームセンターのカットサービスを利用することになります。

パイプカッターを買って自分で切った方が安上がりですが、ホームセンターで切ってもらっちゃうことをお勧めします。

きちっと最適解を出した訳ではないですが、2500mmパイプを3本購入し、下記の通りカットすると、無駄が少ないかも!

もっと長いパイプは存在しますが、私が行った店舗では2500mmが最長でした、

下記の公式ホームページでも、カット加工を含めて発注できるようです!

https://www.diy-life.net/parts/erector_pipe/

ジョイント類 + 接着液

  • J-4(画像左) x 8
  • J-7A(画像下) x 8
  • 片サドルA(画像右)  x 8
  • サンアロー接着液 30ml (画像上) x 8

ジョイント類と結合用の専用接着剤です。

型番間違えないようにね!

SPF 1×4材

なんのこっちゃって思うかもしれないけど、ただの木材の板です。

規格が統一されていて、安価で加工しやすく、どのホームセンターでも手に入ります。

1080mmが8本必要です。

上記の画像のように4本つなげて、1枚の板のように使用します。

ノコギリなどで自分でカットしてもいいですが、ホームセンターでカットしてもらっちゃった方が楽です。

なるべく反りや曲がりの少ない板を選びましょう。

ステンレスステー & 木ネジ

ステンレスステーはSPF材のところに貼ったように、木材を裏側で固定するために使用します。

4枚連結させてつなげるので、300mm~350mmくらいのステーがぴったりです。

ちなみに長いステーを使わなくても、2枚が固定できるくらいの短いステーをいくつも使用しても大丈夫です。

ぶっちゃけ板がズレないようにするだけなので…

ステーと板を止める、16mmの木ネジも必要数準備しましょう。

木ネジは天板とイレクターパイプを固定するのにも使用します。

ニス・ハケ・サンドペーパー・ボンド

ボンドは板同士を固定するのに使用します。

サンドペーパーは#240くらいのもの。

塗装をしないにしても、サンドペーパーくらいは欠けた方がベター。

塗装したい人は、お好みの塗料を準備ください。

私のおすすめは着色付きの水性ニス。畳2畳分くらいの量があれば良し。

今回私が使用しているのはウォールナットカラーの水性ニスです。

FJクルーザーのラゲッジ棚の作り方

きちんとした長さのパイプと木材を手に入れたのなら、もうほとんど完成したような物です!!

誰でもできる作業なので、気楽に挑みましょう。

①イレクターパイプを組み立てる

上記の写真のように組み上げます。

棚の足組が2セット作成されます。

設計図を用意しようと思ったけど、まじで簡単だし、書くの面倒だから止めた!!笑

イレクターパイプの長さだけ、間違えなく用意できてれば大丈夫。

J-4ジョイントを上部のコーナーに使用し、J-7Aを脚にする感じです。

パイプを組み上げたら、専用の接着液をジョイントとパイプの間に流し込んでいくだけ。

上記のスポイトみたいな器具も、接着液に付属してあるから安心して下さい。

組んだだけだとガタガタしていたパイプも、接着剤が固まるとガッチリします。

ジョイントの溝が上を向いていないとうまく入らないので、

接着液を流す→乾くのを待つ→パイプの向きを変える→接着液を流す→乾くのを待つ→パイプの向きを変える→……….ってな感じです。

乾くのを待ちながら、並行して天板の作成を進めましょう。

②SPF材を接合して天板を組み立てる

上記の写真のように4つの板を1組として、板を接合します。

それぞれの板の間にボンドを塗り、さらにステンレスステーと木ネジで固定します。

板をつなげる方法って色々あるのですが、ど素人がやるなら、これが一番楽だと思います。

③板を塗装する

出来上がった板に軽くサンドペーパーをかけます。

板の端材などをもらってきて、それに巻きつけるようにして行うと楽です。

表面がサラッと綺麗になったら、濡れた布などで、削れた粉を拭き取ってください。

そしたら、塗装です。

塗装の仕方は、塗料の説明を読んで指示通りにお願いします。

水性ニスですが、一気に厚くぬらず、重ね塗りするようにした方が綺麗に仕上がります。

ぶっちゃけ荷物をガシガシ乗せる棚なので、そんな綺麗に塗れなくても気にしなくてOK!笑

気楽にやりましょう。私も裏なんかかなり雑です…笑

ちなみに、きっちり作りたい人は、②の板を接合する前に塗装を行って下さい。

私は面倒なので、接合した後塗装しています。

④天板とイレクターパイプを固定する。

片サドルと木ネジを使用して、天板とイレクターパイプを固定します。

止める位置なんかはだいたいでOK!

これで完成です。

完成品外観

完成したラゲッジ棚がこちら。

キャンプ時には、棚としても使用できますし、つなげてローテーブルとして使用することもできます。

かなりの強度があり、座ったりしても大丈夫なレベルです。

FJ君のラゲッジが…

こんな感じに大変身。

サイズもピタピタのシンデレラフィットです。

ど素人で道具がなくても作成可能ですので、ぜひ試してみてください。