ぽりんです。
妊娠前から計画されていた台湾旅行。
妊娠中、しかも安定期前に海外旅行に行っていいものか悩みましたが、
子供が産まれたらしばらくゆっくり旅行も出来ないと思い、
なんとか行けないものか病院で先生に相談したり、ネットで色々調べてみたりしました。
妊娠初期こそ海外旅行に行くべき!?
病院で相談したところ驚きの回答が。
「海外旅行に行くなら、妊娠初期がいい。安定期に入ってからはオススメしない。」とのこと。
私の認識と真逆の回答だったので、どうしたもんかと思いましたが、
妊娠初期こそ海外旅行に行くべき理由は2つあるようです。
妊娠初期の流産は母体のせいではない
妊娠初期の流産確率は10%~15%と、わりと高確率で起こりますが、
これは母体のせいではなく、遺伝子異常によるもの。
初期に流産してしまう赤ちゃんは元々そういう定めなのです。
つまり、海外旅行に行ったせいで流産するということはほとんどないのです。
一方で、安定期に入ると流産する確率はガクンと下がるものの、流産する場合は母体に何かしらの問題があることが多いのです。
安定期に入ったからといって、海外旅行にって無理をすると流産する可能性もあります。
このため、海外旅行に行くなら安定期ではなくむしろ初期がオススメなのです!
妊婦の海外保険は妊娠22週未満までしか効かない
多くの海外保険は妊婦さんでも加入できるようになっていますが、
妊娠にかかる治療費は補填対象外です。
妊娠初期の異常にかかる治療費を補填してくれるのは、
- AIG保険(旧AIU)
- たびほ
の2種類のみです。
これ以外の保険や、クレジットカードに付帯されている保険では
妊娠にかかる治療費は保険金を受け取れませんので注意しましょう。
ちなみに、海外の保険会社であれば23週以降も補填を受けられるものがあるようですが、
対応も全て英語になってしまうため、
英語が話せない人にはあまりオススメしません。
このように、保険の観点からも海外旅行に行くなら安定期以降よりも初期がオススメです!
妊娠中の海外旅行で気をつけるべきこと
妊娠初期なら海外旅行に行ってもOK!と言えども、妊婦は妊婦。
気をつけるべきことや持ち物をご紹介します。
旅行直前に病院へ行くべし
妊娠初期は流産しやすい時期です。
旅行直前に病院へ行き、先生と必ず相談してください。
また、赤ちゃんの状態を見て、異常がないことを必ず確認してください。
私は切迫流産用の薬も処方してもらい、万一に備えておきました。
妊婦の海外旅行で持っていくべきもの
・母子健康手帳
・最新のエコー写真
・マタニティマーク
・切迫流産用の薬
私が持って行ったのはこちらの4つです。
母子健康手帳・エコー写真は万一異常が出た時、病院に見せるため。
切迫流産用の薬は、切迫流産でなくてもかかりつけの病院で処方してもらえました。
妊娠初期は完全流産だけでなく、切迫流産(流産になりかけの状態)も起こりやすいので、お腹のハリを感じた際には飲むように持って行きました。(使いませんでしたが。)
そして、マタニティマークは電車で優先席に座るため。
台湾のマタニティマークは日本のものとよく似ているので、現地の方にも妊婦であることを認識してもらえました。
他の海外でも通用するかどうかは分かりませんが、持って行って損はないと思います。
無理は禁物
最後に。
当たり前ですが、無理は禁物。
妊婦の体は普段以上にデリケートなため、いくら元気とは言え無理は禁物です。
風邪を引いたり、食中毒になっても薬を飲むことができません。
朝から晩まで遊び歩くことはせず、
ゆったりまったり過ごすことをオススメします。
フライト時間の長すぎるヨーロッパやアメリカ東海岸もオススメしません。
また、衛生面が気になる東南アジア(タイ・ベトナム・バリ島等)も控えた方が良いと思います。
行くならば、韓国・上海・香港・グアム・サイパン・台湾あたりがBetterです。
ネットを見ていると少し遠いハワイやサンフランシスコに行っている方もいるので、体調に合わせてご判断ください。
当記事はあくまで私の集めた情報内での知識や考えを記載しています。
妊娠初期の海外旅行は必ず自己判断・自己責任でお願いします。